年子兄弟の育て方〜サチキチ32歳育児奮闘日記

男の子のとしごは、やっぱり戦争だ!

赤ちゃんと地震

月曜の朝8時ごろ、大きな地震が我が家を襲った。

 

震源地近くだったので、かなりの揺れ。

 

私は幸いにも我が家は棚の荷物が少し落ちた程度で、

 

ライフラインも無事だし、ほとんど被害はなかった。

 

 

でも、

 

 

ほんっとうに怖かった(TT)

 

 

この世の終わりを感じた。

 

 

死を覚悟した。。。

 

 

この揺れ止まれー‼️と心の中で叫んだ。

 

 

その時、私はちょうど次男をおんぶして洗い物をしてた。

 

 

長男はテレビの真ん前で遊んでた。

 

 

 

初めにガタンと大きく揺れたとき、何が起きたかわからなかった。

 

 

そのあとグラグラ〜と大きな揺れが続いて、

 

 

地震って理解した。

 

 

3.11の光景が頭によぎると同時に

 

ものすごい恐怖が全身に走った。

 

名前を呼びながら、

 

長男の居場所を確認して、

 

駆け寄った。

 

つもりだった。

 

 

揺れが大きくて、

 

背中の次男の重さでバランスが取れなくて

 

なかなか前に進めない。

 

たった2メートルが

 

はるか向こうに感じた。

 

長男は固まって動けず、

 

怯えたような、何が起きたかわからないようなかおで、

 

こっちを見てる。

 

必死に駆け寄り、抱きしめて、

 

大丈夫、大丈夫と唱える。

 

本当に唱えるって感じだった。

 

大声で泣きだす長男。

 

揺れが収まるまでしばらくかかった。

 

 

いろんなことを考えた。

 

揺れがもっとひどくなったらどうなるのか、

 

家が崩れたら、

 

避難所で生活しないといけなくなったら、

 

子供2人分の荷物、

 

何を持って逃げればいい?

 

何が必要か?

 

子ども2人を抱えて、どれだけ持てるか?

 

用意している間に、本震がきたら?

 

用意せずに逃げる?

 

窓を閉めなきゃ。

 

窓は何処が空いてたっけ。

 

机の下に行かなきゃ。

 

でも次男が背中にいるからぶつかりそう。

 

慌てちゃダメだ。

 

長男のために笑顔笑顔。

 

逃げよう。

 

いろんなことが一気に頭をよぎるけど、

 

まとまりがなくて、

 

有効なことは思い浮かばなくて、

 

まさにらパニック状態。

 

泣く長男をなだめながら、窓を閉めて、

 

洗いかけだった水道を止め、

 

オロオロと無駄な動きをしながら

 

リュックを持って、

 

長男に靴を履かせ、

 

こんな時にイヤイヤ期。

 

怒らないように。

 

 

ひとまず外に出る。